ネットに流産胎児の画像。投稿した臨床検査技師に非難の声続出
ネットに流産胎児の画像投稿
○院長は記者会見で謝罪
田内潤院長は記者会見で「誠に遺憾。関係者に深くおわびする」と話した。
同病院は「病院の信用を傷つけた。厳正に対処する」として技師の処分を検討する。
個人情報は含まれていなかったということですが、病院は患者に謝罪しました。
○胎児に関係するものなど3点を投稿
病院によると、掲載は2014年7月からで、病院から流出したのは胎児に関係するものなど3点。
画像には同病院の未記入の検査書類も含まれていたが、患者名などを特定できる記述はなかった。
同病院は、この胎児の画像が患者に関するものかどうかは明らかにしていない。
○外部からの指摘で発覚
今月15日、ツイッターを見た人から指摘を受け、病院がこの検査技師から話を聞いたところ、投稿を認めたということです。
外部からの指摘で発覚し、内部調査の結果、技師が投稿を認めたという。
「主治医の指示を受けて作業する際、私有のスマートフォンで(無断で)撮影した」と説明したという。
○このニュースについてネットでも話題になっている
胎児も人だよ 1ヶ月だろうが、、10ヶ月だろうが、、 彼らは紛れもなく「生きてる」 手のひらサイズの宇宙人みたいな姿をしてても
○中には怒りの声も出ている
GettyImages Photo by Andy Sotiriou / Photodisc
子どもいないからこんなこと平気で出来るんだろうな。流産を一度でも経験してると本当に笑えない 流産した胎児を撮影、Twitterに投稿 大阪労災病院の技師 nico.ms/nw2056780 #niconews
○すでにアカウントは閉鎖されている
技師は平成9年に採用され、2年前に臓器などを検査する病理室担当になり、ほぼ同じころにツイッターを始めたという。
ふだんの勤務態度はまじめで、問題はなかったという。
同病院は、すでにアカウントを閉鎖させ、技師を別の部署に配置換えした。
○「問題提起をしたかった」
技師は病院の調査に対し、「ちゃんと生まれても不満を抱く人が多いことに対し、問題提起をしたかった」と話したということです。
「軽率な行動をとり、申し訳ない。深く反省している」と話したという。
ただ、実際にはツイッターで胎児をからかうような表現があったという。
また、インターネットで入手したとみられる胎児の標本の画像や診療データの画像なども、投稿していたということです。